Twitterにはフォロワーなど他のユーザーに見られない形で個別にメッセージのやり取りができるDM(ダイレクトメッセージ)という機能があります。
本記事ではこのDMが送れない・届かない時の対処法について詳しく解説いたします。
TwitterのDMが送れない原因や対処法
相手がDMを送れない人
DMはTwitterを利用している全てのユーザーに対して送れるわけではなく、以下の条件のいずれかに当てはまるユーザーにしか送ることができます。
①あなたをフォローしてくれている相手
②相互フォローの相手
③フォローされてなくてもDM上で一度でもやり取りしたことがある相手
④DM機能を解放している相手
この条件のいずれにも当てはまらない場合は相手のプロフィールページにDMのマークが表示されない仕様になっています。
どうしてもその相手とDMを行いたい場合は自分のDM機能を解放してリプライでDMのやり取りをお願いするか、相手にフォローしてくれるようお願いしましょう。
制限・規制されている
TwitterのDMは1つのアカウントにつき1日に1,000件まで送ることができるのですが、これには落とし穴があって、同じ内容のメッセージを何人もの相手に送信していると「送信されませんでした」というエラーメッセージが出るようになります。
(参考:Twitterリミットについて)
ありがちなのが、オフ会の日程調整などで関係者にコピペした文章を何回も送信したり、フォロワーさんに画像などのプレゼント企画を行っていて、DMで同じ文章を大勢に送信していたらTwitter側にスパム認識され規制を受けてしまうというケースです。
こちらの対処法はDMを送れないからといって何度も繰り返し試すのではなく、最低30分以上待ってから送信するようにして下さい。
そうすると再びDMを送れるようになります。
ただ同じ文章をまた複数の相手に送信していると規制されてしまうので、若干文章を変更して送信するようにしましょう。
電話番号の認証をしていないため
相手がDM機能を解放しているのでDMを送ろうとしても、フォローされていない相手の場合は「機能をロックしました」と表示されDMを送れない場合があります。
こちらは電話番号の認証を行えばロックが解除されてDMを送信できるようになります。
ただし、フォローされていないユーザーに1日あたりに送れるDMの数は通常の上限よりも更に制限されています。
画像やURLを送るとエラーになる場合も
DMで画像やURLを入れて送るとエラーになって送れないことがあります。
画像はデータサイズが大きすぎてエラーになっている可能性があるのでデータサイズを縮小して送り直すようにしましょう。
ただ画像やURLは通常の文章でのDMよりも規制が厳しい傾向にあると思われます。
理由は好ましくない画像の配布や悪質なサイトへの誘導を防ぐためでしょう。
ですので、エラーが頻発する場合は画像やURLを省略して文章だけを送るようにしてみて下さい。
どうしても画像やURLを送る必要があり、フォロワーに見えてしまうリプでは送りたくない場合は鍵垢を作成して画像やURLをツイートし、その相手だけをフォロー許可するという方法もあります。
相手にブロックされている
DMを送りたい相手にブロックされているとプロフィールページを開いても「○○さんはあなたをブロックしました」と表示されDMを送ることができません。
DMは勿論ですが、ツイートも見ることができません。
相手が誤ってあなたのアカウントをブロックしているようなら、別のアカウントからDMを送るようにしましょう。(DMを送れる条件を満たしている場合)
アカウントが凍結されている
Twitterの利用規約に違反してアカウントが凍結されている場合はログインはできるのですが、「メッセージの送信に失敗しました」と表示されDMを送ることができません。
PC版Twitterだと画面の上部に「現在、ご利用のアカウントは凍結されています」と表示されるので分かりやすいのでが、Twitterアプリからだと自分が凍結しているのか分かりづらいです。
別のアカウントをお持ちであれば、そちらにログインして凍結が疑わしいアカウントを検索してみて下さい。
凍結されているようであれば「アカウントが凍結されています」と表示されます。
その他の確認方法としては凍結の疑いのあるアカウントでまだフォローしていないユーザーをフォローしてみて下さい。
凍結されている場合は「フォローリクエストの送信に失敗しました」と表示されます。
対処法としては凍結されていないアカウントからDMを送るようにするか、Twitterのヘルプセンターから凍結の異議申し立てを行って凍結を解除してもらうようにして下さい。
電波の接続不良
電波の接続状態が悪いとDMを送れないことがあります。
スマホの画面左上に表示されているアンテナの数が1本になっていたり、圏外と表示されてはいないでしょうか。
アンテナの本数は全て立っているという方は一ヶ月のデータ通信量の上限を超えていて、速度制限にかかってはいないでしょうか。
Wi-Fiをご利用の場合はWi-Fiマークにビックリマークなどが表示され、接続不良になっていないか確認してみましょう。
引き続きWi-Fiの調子が悪いようならモバイルデータ通信に切り替えるのも有効な方法です。
モバイル版やPC版から送る
アプリからDMを送れない方は、SafariやChromeからモバイル版TwitterにログインしてDMを送れるかお試しください。
パソコンをお持ちの方は、問題の切り分けもできるのでPC版Twitterから送信してみましょう。
Twitter側の不具合(バグ)
Twitterでは以前、世界規模でDMが送れない不具合が発生したことがあります。
ダイレクトメッセージの配信と通知に不具合が起きています。修復に取り組んでおりますので、しばらくお待ちください。わかり次第、こちらにアップデートいたします。 https://t.co/oHZirAvrTA
— Twitter Japan (@TwitterJP) July 3, 2019
以下のようなキーワードでツイート検索を行って自分以外にも同様のユーザーが数多くいる場合は、Twitter側の不具合が原因だと考えられます。
「Twitter DM 送れない」
「Twitter DM 不具合」
「Twitter DM 使えない」
日本語版Twitter公式アカウントで最新情報を確認したり、不具合の解消を待つようにしてください。
端末側の不具合
ここまでご紹介してきた内容がいずれも当てはまらない場合は、端末そのものに一時的な不具合が生じている可能性があるので、シンプルかつ強力な対処法である、端末の再起動をお試しください。
電源をオフにして再度、電源を入れ直すことで不具合発生時のメモリの状態がリセットされるため、あらゆる不具合に効果的です。
TwitterのDMが届かない原因や対処法
ここからはフォロワーなどからDMを送りましたと連絡が来たにも関わらず、DMが届かない原因や対処法についてご紹介いたします。
クオリティフィルターがオンになっている
TwitterにはスパムアカウントからのDMや不適切な内容を含むDMをメッセージリクエストから除外してくれるクオリティフィルターという機能があります。
アプリ版のTwitterはこちらの機能がデフォルトでオンになっています。
以前、クオリティフィルターをオフにしていてもアップデートに伴い、オンになっていることがあるので設定を見直してみましょう。
iOS版Twitterをご利用の場合
まずは「設定とプライバシー」から「プライバシーとセキュリティ」へと進みます。
そうするとダイレクトメッセージの設定項目に「クオリティフィルター」があるので、オンになっていた場合はオフに切り替えてください。

Android版Twitterをご利用の場合
まずは「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」の順に進んでください。
続いて「ダイレクトメッセージ」へ進み、「クオリティフィルター」がオンになっていた場合はオフに変更してください。
Twitter側の不具合
クオリティフィルターがオフになっているにも関わらずDMが届かない場合は、Twitter側で不具合が発生している可能性があります。
Twitterでは過去にDM・DM通知共に届かなかったり、DM通知だけ点灯してDMは届いていない不具合が起きたことがあります。
以下のようにツイート検索して、他にも不具合を訴えているユーザーがいないか確認してみてください。
「DM 届かない」
「DM 表示されない」
「DM 見れない」
まとめ
TwitterのDMが送れない・届かない時の対処法は以上です。
本記事で取り上げた内容を一つひとつご確認いただけたら、どちらの問題も解決できると思いますので、参考にしていただけると幸いです。