配達料金や手数料が上乗せされるものの、その便利さで急速に普及しているフードデリバリーサービス。
その中でも代表格と呼べるのが、Uber Eats(ウーバーイーツ)です。
本記事では、ウーバーイーツの利用が初めてで危ないのか不安な方向けに考えられるリスクや安全に利用する方法を紹介します。
ウーバーイーツは危ない(怖い)?
いずれもウーバーイーツに限った話ではなく、フードデリバリーサービスに潜むリスクですが、以下のようなリスクが存在します。
女性が注文するのは危ないケースも
こちらはテレビでも放映されていたので、ご存知の方も多いと思うのですが、ウーバーイーツの配達員が女性客のポストにラブレターを投函する騒動が起きたことがあります。
(出典:Uber Eats配達員の手紙がポストに…「気になったのでお声がけします」 女性が「恐怖体験」告白)
この騒動を受けてウーバーイーツ側は、利用客への不必要な連絡や接触を控えるように配達員に通達しているようですが、顔と住所をセットで覚えられるのはやはり怖いものです。
ウーバーイーツは配達員を指定できないため、注文後でないと、どんな配達員が来るのか分かりません。
男性の自分でさえ、インターフォンに大柄の外国人男性が映った時には少し身構えてしまったことがあるので、どんな配達員が来るのか分からなくて不安な方や顔を見られるのが怖い方は、後述の置き配などをご利用ください。
つまみ食いされるリスク
日本国内では配達員のつまみ食いが大々的に問題になったことはありませんが、アメリカのアンケートではフード配達員の4人に1人が過去につまみ食いしたことを告白しています。
大手デリバリーアプリで人気の「UberEats(ウーバーイーツ)」「Grubhub(グラブハブ)」「DoorDash(ドアダッシュ)」「Postmates(ポストメイツ)」のいずれかで働いたことのあるフード配達員497人とフードデリバリーサービスを利用した客の1518人にアンケートを実施(2019年5月9日~13日)したところ、フード配達員の28%が「配達中に客の料理をつまみ食いしたことがある」と回答したことが判明したのだ。
昨今はバイトテロと呼ばれる造語が生まれ、飲食店の不衛生な動画が度々拡散されていますが、配達時にもこのようなリスクは存在するというわけです。
商品到着後に一度シールを剥がした痕跡があったり、明らかに量が減っている場合は、商品を口にするのではなく、サポートに問い合わせることをおすすめします。
商品がぐちゃぐちゃで届くリスク
フードデリバリーサービスを利用する上で、商品がぐちゃぐちゃで届くリスクは避けられません。
こちらは筆者も過去に経験があるのですが、マクドナルドのセットメニューを注文した際に、ドリンクが溢れて目も当てられない状態になっていたことがあります。
ですが、商品がぐちゃぐちゃになっていた場合は、サポートに問い合わせると返金してもらえる可能性があります。
情報漏洩のリスク
ウーバーイーツ(Uber Japan)の親会社であるウーバー・テクノロジーズでは、過去に5,000万人以上のユーザー情報が流出しています。
(出典:Uber、個人情報5,700万人分のハッキング被害を隠蔽)
流出した個人情報は氏名やメールアドレス・電話番号で、幸いにもクレジットカード情報は流出していないようですが、支払い方法にクレジットカードを登録している方は、情報漏洩が起きるリスクを覚悟しておきましょう。
ウーバーイーツを安全に利用する方法
ここからはウーバーイーツの利用が不安な方向けに、ウーバーイーツを安全に利用する方法をご紹介いたします。
玄関先に置いてもらう
配達員に顔を見られたくない方やご時世的に対面を避けたい方は、配達の詳細画面から「玄関先で受け取る」をタップして、配達のオプションを「玄関先に置く」に変更してください。
名前を男性名義にする
ウーバーイーツは必ずしも本名で登録する必要はありません。
配達員には、あなたがアカウントに設定している名前が見えるので、女性でウーバーイーツの利用が不安な方は、名前を男性名義にしておくのがおすすめです。
名前の変更は画面下部の「アカウント」から「アカウントの詳細」→「アカウントを編集する」の順に進むと変更できます。
クレジットカード情報を削除する
現金支払いには対面のリスクやお釣りが煩わしいなどのデメリットがありますが、ウーバーイーツにクレジットカードを登録しておくのが不安な方は、以下の手順でクレカ情報を削除できます。
まずは画面下部の「アカウント」から「お支払い方法」へ進んでください。
続いて、登録しているクレジットカードをタップして「お支払い方法を削除」→「削除」の順にタップしていただくとクレカ情報が削除されます。