スマホの時計はモバイル回線を使用している時にはキャリアの電波に載った時刻情報(NITZ)で、Wi-Fiを使用している時にはNTPと呼ばれる仕組みで時刻が自動的に合うようになっています。
しかし、端末側で時刻の自動設定がオフになっていると次第に時間がずれてしまいます。
本記事では、スマホの時計がずれる、時間が狂う時の対処法を紹介します。
Android・iPhone どちらをお使いでもご参考いただけます。
スマホの時計がずれるのを時刻の自動設定で直す方法
スマホの時計はモバイル回線を使用している時にはキャリアの電波に載った時刻情報(NITZ)で、Wi-Fiを使用している時にはNTPと呼ばれる仕組みで時刻が自動的に合うようになっています。
Androidから行う場合
端末の設定を開いたら「システム」→「日付と時刻」の順に進んでください。
続いて「日付と時刻の自動設定」をオンにすると正確な時刻合わせができます。
もともとオンになっていた場合は、一度オフにしてから再びオンにしてください。
iPhoneから行う場合
まずは端末の設定を開いて「一般」→「日付と時刻」の順に進みます。
続いて「自動設定」をオンにしていただくと時間のずれが解消されます。
最初からオンになっていた場合は、一度オフにして再びオンに切り替えましょう。
スマホの時計がずれるのが直らない時の対処法
上記の時刻の自動設定を行っても時計のずれが直らない時は以下の対処法を試してみてください。
端末を再起動する
端末の電源を落として再起動していただくと設定が正しく反映される可能性があります。
もともと時刻の自動設定がオンであっても、端末の再起動で不具合が解消されることがあるのでお試しください。
時計アプリのデータやキャッシュを消去する
こちらはAndroid限定の方法です。
まずは端末の設定を開いて「アプリと通知」→「アプリ」→「時計」の順に進みます。
続いて「ストレージ」へと進み「データを消去」や「キャッシュを消去」をタップしてください。
これで時計アプリに生じていた不具合を解消できます。
ただし、データを消去するとアラームやスヌーズ,アラーム音などの設定がリセットされてしまいます。
他の時計アプリをアンインストールする
スマホに最初から入っている標準の時計アプリ以外に、別の時計アプリをインストールしている場合は一度アンインストールしてみてください。
まれに類似のアプリが干渉して悪影響が出ることがあります。
OSを最新バージョンにする
iOSやAndroidの自動アップデートをオフにしており、久しくアップデートしていない方は最新バージョンにアップデートするようにしてください。
OSのバージョンが古いからといって時計が狂う可能性は低いのですが、セキュリティ的にも最新版の利用をおすすめします。
SIMカードを入れ直す
お使いのSIMカードに原因がある場合は、端末の電源を落としてSIMカードを入れ直すと時間のずれが解消されることがあります。
SIMカード本体やSIMスロット内部をエアダスターなどで掃除してから入れ直すと更に効果的です。
もし「SIMなし」や「SIMカードが挿入されていません」と頻繁に表示されるようなら、各キャリアやMVNOのサポートにお問い合わせください。