無料で簡単な操作性で大容量のファイルを送れることで人気の「ギガファイル便」
本記事では、様々な視点からギガファイル便の安全性について調査を行ったので参考にしてください。
ギガファイル便に危険性はある?安全性は大丈夫?
運営会社は日本の会社
大切なファイルをアップロードするサービスの運営会社が、どこの国にあるのかは安全性を調べる上で欠かせませんが、ギガファイル便を運営する株式会社ギガファイルは、日本の長野県に会社があります。
(参考:会社概要|株式会社ギガファイル)
ギガファイル便はドメインの末尾が「.nu」で、ニウエという島国のドメインを使っているため、海外資本が入っているのではないかと噂されたこともあるのですが、純日本企業のようです。
日本の会社だからといって必ずしも安全と判断できるわけではありませんが、会社名も記載されていない海外のサービスと比較すると、ギガファイル便の方が遥かに安心できます。
サイトの安全性評価はいずれも良好
ウイルス感染やフィッシング詐欺などの恐れがないか調べられる以下のサイトでギガファイル便の安全性を確認してみたところ、いずれも安全と評価されています。
•Trend Micro Site Safety Center
上記のサイトはウイルス対策ソフトの販売会社やGoogleが提供しているサイトなので信頼性が高いです。
サービス開始から10年以上の実績がある
ギガファイル便がサービス開始から何周年と謳っているわけではないのですが、ドメインの取得日が2010年8月なので、少なくとも10年以上の運営実績があります。
10年以上もの期間多くのユーザーに利用されてきた点は評価に値します。
アップロードしたファイルは許可なく閲覧されない
アップロードしたファイルの取り扱いについて気になっている方もいらっしゃると思うのですが、ギガファイル便はプライバシーポリシーに、本人の許可なく管理者が閲覧することはないと記載しています。
ユーザーがギガファイルにアップロードしたデータを本人の許可なく管理者が閲覧することはありません。ただし、アップロードされたデータが「危険ファイル」として検知された場合、その限りではありません。(出典:プライバシーポリシー)
不正アクセスの可能性はゼロではない
ここまでギガファイル便が安心して使えるサービスだとお伝えしてきましたが、同じファイル転送サービスの宅ふぁいる便が不正アクセスされて情報漏えいしたように、ギガファイル便が不正アクセスされる可能性もゼロではありません。
(参考:「宅ふぁいる便」サービスにおける不正アクセスについて)
アメリカの国防総省でさえ、ハッキングされるご時世なので、万が一は想定しておくべきだと考えます。
ギガファイル便を安全に使うことが重要
ここからはギガファイル便の安全性と同じくらい大切な安全な使い方について解説いたします。
送り先を間違えない
ギガファイル便を使ってファイルを送る際は、送り先が正しいか繰り返し確認してから送るようにしましょう。
後述のパスワードを設定していれば、万が一、送り先を間違ってしまってもファイルのダウンロードを防げますが、パスワードを破られないという保証はありません。
パスワードを設定する
ギガファイル便でファイルを送る時は必ずパスワードを設定するようにしましょう。
送り先を間違えてしまった時の対策になります。
パスワードは半角英数字1文字から設定可能ですが、1文字だと意味がないので、半角英数字を組み合わせて4文字のパスワードを設定してください。
端末のウイルス対策を行う
ファイルの送信側・受信側どちらも端末のウイルス対策を行うことが大切です。
送信側の端末がウイルスに感染していると、アップロードするファイルもウイルス感染の恐れがありますし、受信側の端末がウイルスに感染していると、ファイルの中身を盗み見られるなどのリスクがあります。