以前はアカウントを新規作成する際に自由にSkype名(Skype ID)を決めることができたのですが、マイクロソフトに傘下入りして以降、Skype名は「live:(登録したメールアドレスの@より前の部分)」になってしまいました。
これが何を意味するかというと自分のSkype名からメールアドレスを推測されてしまう危険性があります。
例えばGmailで登録した場合、@以降は「gamil.com」になりますし、Yahoo!メールで登録した場合、@以降は「yahoo.co.jp」になります。
携帯のキャリアメールも@以降は各社決まった文字列になっています。
ですからlive:より後ろの部分に何パターンか当てはめていけばメールアドレスを特定される可能性があるというわけです。
Skype名(Skype ID)は変更できない?対処法
Skypeのアカウントを作成して上記の危険性に気付いたり、純粋にSkype IDを変更したいとお考えの方も多いと思うのですが、残念ながら一度設定されたSkype IDは変更することができません。
対処法としてはアカウントを新しく作り直すしかありません。
それも特定されたとしても問題のない捨てアドレスでの登録をおすすめします。
現在ログイン中のアカウントからログアウトし「別のアカウントを使用」→「作成」からアカウントを作り直しましょう。
Skype名(Skype ID)は繰り返しになりますが、「live:(登録したメールアドレスの@より前の部分)」になります。
フリーメール等でメールアドレスを取得する時点から希望のSkype名(Skype ID)になるように調整して下さい。
アカウントの新規作成に伴い、以前のアカウントは削除したいという方はこちらの記事を参照下さい。
Skypeの表示名を変更する方法
Skype IDは変更できないとご説明しましたが、チャット画面などに表示されるSkypeの表示名は変更可能です。
ご自身のサムネイルをタップしペンマークを押すと表示名が変更できるようになります。
最後にチェックマークをタップすれば変更完了です。
まとめ
Skype名(Skype ID)にメールアドレスが強制的に採用されるのはセキュリティ面からもあまり健全ではないので、マイクロソフトには仕様の変更をお願いしたいものです。
Skypeを利用するユーザー側にできることとしたら重要なキャリアメール等でSkypeのアカウントを作成しないことです。