Twitterを眺めていると、頻繁に目にする謎のセリフ「FF外から失礼します」
本記事では、このセリフの意味や返信の仕方などについて詳しく解説します。
「FF外から失礼します」とは?意味を解説
FF外から失礼しますとは、お互いFollow(フォロー)・Follower(フォロワー)ではなく、Twitter上で面識も繋がりもないですが、外から失礼しますという意味です。
リツイートやトレンドなどで見かけた知らないユーザーのツイートに対して、何か伝えたいことがあったり、意見したい時などに「FF外から失礼します」を添えたリプライが送られています。
その他にも何か調べたい事があってツイート検索を行っていて、ヒットしたツイートに対して、より詳しく質問したい時などに「FF外から失礼します。ツイート検索で見かけて〜」といった使われ方もあります。
好ましくない例をご紹介すると炎上ツイートや話題になって拡散されたツイートに対し、「FF外から失礼します」と宣言して小馬鹿にする画像やGIFを送り付けるようなケースもあります。
こちらは本来の使われ方から逸脱した荒らし行為です。
「FF外から失礼します」は必要?いらない?
「FF外から失礼します」は付けても付けなくてもどちらでも問題ありません。
相手が数千人・数万人フォロワーがいるユーザーであればFF外からのリプは日常茶飯事なので自分のことをフォローしていないユーザーからリプが届いたとしても、失礼な人だと怒り出す人はいないでしょう。
それよりも大切なのは言うまでもありませんが、リプの内容・文面です。
自分のツイートに対して見ず知らずの人から頭ごなしに批判されて快く感じる人はいないでしょうし、いきなりタメ口で質問されて返答したいとは思わないはずです。
FF外からリプを送る際は自分がその文面を送られても不快に感じないかどうかを今一度考えてから送ることが何よりも大切なマナーになります。
一方、「FF外から失礼します」はTwitter用語の一つに数えられるほど認知されていますので、このセリフを添えることで最初の挨拶代わりにもなりますし、マナーの良い印象は与えられると思います。
「FF外から失礼します」に対する返信の仕方
「FF外から失礼します」とリプが届いた場合ですが、特に決められた返し方は存在しません。
自身のツイートに対して丁寧にコメントをくれていたり、質問を寄せてくれている場合は普通に返信すれば、そこから何回かリプが続いて相互フォローの間柄に発展するかもしれません。
失礼極まりないリプの場合はブロックしてもよいのですが、変に逆上されて粘着される可能性もあるので、そっとミュートするのがおすすめです。
「FF外から失礼します」はいつから使われ始めたのか?
「FF外から失礼します」という言葉がいつからTwitter上で使われ始めたのか、以下のように日時指定を利用してツイート検索を行ってみました。
そうすると最初にヒットしたのが、2012年10月29日に投稿されたリプライでした。
それ以前にこの言葉が使われた可能性もあるのですが、アカウント削除や鍵垢を除いて現存するのは上記の日時になります。
Twitterというサービスがアメリカで誕生したのが、2006年7月で日本語版が誕生したのが、2008年4月。
そこから4年半ほどの月日を経て初めて「FF外から失礼します」という言葉が生まれ、今では日常的に使われているTwitter用語の一つになっています。
「FF外から失礼します」を英語で言うと?
海外にはフォロー・フォロワー外の間柄でリプを送る際に「FF外から失礼します」に相当する文化がないため、日本には丁寧なネットスラングがあると複数のメディアで報じられたことがあります。
その中の一つで、あえて英語に訳すのであれば以下のようになると紹介されていました。
まとめ
「FF外から失礼します」の意味や利用シーン・使い方に関する解説は以上です。
現実の生活を送っていて見ず知らずの人からいきなり声を掛けられると誰しも警戒感を抱くと思います。
ですから、匿名で顔出ししていないTwitterだからといって基本的なマナーは忘れないようにしたいですね。