TikTokの年齢制限解除や生年月日の変更方法はある?

動画投稿SNSのTikTok(ティックトック)も、他のSNSと同じように年齢制限が設けられています。

本記事ではTikTokの年齢制限の詳細や気になる年齢制限の解除方法、年齢制限が原因でアカウントが削除された時の対処法などについて詳しく紹介します。

目次

TikTokには年齢制限がある!

13歳未満は登録できない


TikTokはサービス規約で13歳未満の利用を禁止しています。

以前は生年月日の入力を求められることはなかったのですが、2021年2月から登録時に生年月日の入力が必須になりました。

13歳未満になる生年月日を入力すると「誠に残念ですが、あなたはTikTokのご利用条件を満たしていないようです」と表示されてしまいます。

年齢制限 本サービスは、13歳以上の方(特定法域向け補足条項において追加的な制限が課される場合があります。)のみが利用できるものとします。本サービスをご利用いただくことにより、お客様は規定された年齢以上であることを保証したものとします。

(参考:TikTokサービス規約

ただし、動画の投稿やコメント・他のユーザーとのDMなどはできませんが、TikTokは登録しなくても動画を閲覧できてしまいます。

一時期、アプリを起動すると登録を促されて、動画を閲覧できない時期もあったのですが、現在は登録なしでも閲覧可能です。

16歳未満は機能が制限される


13歳以上16歳未満のユーザーは登録して動画を投稿できるものの、いくつか機能を制限されています。

中でもユーザーとのコミュニケーションを楽しみたい方にとって、最も厳しい制限はDMの送受信ができないというものです。

その他の制限には以下のようなものがあります。

制限される機能 影響
初期設定で非公開アカウントにされる(変更可) 非公開アカウントだと動画が見られないのでフォロワーが増えにくい
初期設定でおすすめに表示されない(変更可) おすすめに表示されないと動画の再生数が増えず、フォロワーも増えにくい
他のユーザーが自分の動画をダウンロードできない 保存数がおすすめへの表示に影響している可能性があるので、その点ではデメリット

画面録画など他の保存手段があるため、プライバシーを完全に守れるわけではない

他のユーザーが自分の動画とデュエットできない
他のユーザーが自分の動画とリミックスできない
初期設定で動画にコメントできるのは友達のみになる(変更可) コメント数がおすすめへの表示に影響している可能性があるので、その点ではデメリット

アンチコメントの対策になるものの、他のSNSでアンチコメントされるのは避けられない

ライブ配信できない もともと全てのユーザーに開放されている機能ではないものの、フォロワー数が多くてもライブ配信できない

(参考:TikTokヘルプセンター

TikTokの年齢制限は親の管理だと問題なし?

上記で13歳未満はTikTokに登録できないなど、年齢制限について詳しくご紹介しましたが、親が管理すれば13歳未満でも登録できたり、面倒な制限を受けずに済むのでしょうか?

当サイトの見解を申し上げると、TikTokの運営次第という答えになります。

小学生(13歳未満)の時に、TikTokで一躍有名になったティックトッカーにHinataさんという方がいらっしゃいますが、彼女はプロフィールに「※父管理」と記載していました。


この方法が通用するのであれば、他のユーザーも実際にアカウントを親に管理してもらったり、管理してもらっている体裁でアカウントを使うことができるはずです。

しかし、HinataさんはTikTokが日本で普及し始めた時に有名になった方ですし、話題性があるので、運営から大目に見てもらっていたのが実情かと思われます。

ですので、プロフィールに「親管理」と記載してあっても、運営からアカウントを削除されたり、機能を制限される可能性は十分考えられるので、自己責任で利用するようにしてください。

TikTokの年齢制限を解除したり、生年月日を変更する方法はある?

保護者が一日の使用時間や機能の一部を制限できる、デジタルウェルビーイングとペアレントコントロールの解除は可能ですが、TikTokの年齢制限を解除したり、生年月日を変更する方法はありません。

ですので、年齢で機能が制限されるのを避けたい場合は、違う生年月日で別のアカウントを登録するのが現実的な対処法になります。


ただし、アプリ内に追加しているアカウントの生年月日が異なると制限される恐れがあるので、一度アプリをアンインストールしてアカウントが一切追加されていない状態から登録するのをおすすめします。

TikTokの年齢制限でアカウントを削除された時の対処法

2021年2月から登録時に生年月日の入力が必須になったとご紹介しましたが、それ以前に登録していた方々も、アプリの起動時に生年月日の入力を求められます。

この時、正しくても間違っていても13歳未満になる生年月日を入力してしまうと、即座にアカウントが削除されてしまいます。

当サイトの調査では、アカウントの登録時に13歳未満になる生年月日を入力してしまっても、現在13歳以上であればアカウントの削除は免れている模様です。

さて、ここからが本題なのですが、生年月日の入力でアカウントを削除されてしまうと、復活させるのに、学生証や免許証・パスポートなどの本人認証書類を提出する必要があります。

※本人認証書類を提出したとしても13歳未満のユーザーは復活させてもらえません。


削除されたアカウントに思い入れがある方やTikTokの運営に本人認証書類を送ることに抵抗の無い方は、画面の指示に従ってアカウントの復活手続きを行ってください。

もし、どちらにも該当しない場合は、別のアカウントを登録し直すというのが、現実的な対処法になります。

別のアカウントを登録し直す際は、以下のポイントを抑えながら登録するようにしてください。

アプリを一度アンインストールする
アカウントが削除されてから、できるだけ時間を置いて登録する
削除されたアカウントに登録していた情報は使い回さない
可能であれば別の端末で登録する
可能であれば別のIPアドレスで登録する

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