国内で4500万人以上ものアクティブユーザーを抱える「Twitter(ツイッター)」
芸能人やスポーツ選手、政治家など数多くの著名人も利用しています。
そんなTwitterですが、実は年齢制限が設けられているのをご存知でしょうか。
Twitterの年齢制限は何歳?
2023年現在、Twitterには年齢制限が設けられており、13歳以上でないと利用できないとサービス利用規約に定められています。
本サービスを利用するためには少なくとも13歳(Periscopeの場合には16歳)以上でなければならないものとします。
(出典:サービス利用規約)
13歳未満の利用を禁じているのはTwitterのみならず、Facebookなど他の大手SNSも同様です。
13歳という年齢が基準になっている理由ですが、Twitterや他の大手SNSはいずれもアメリカ発祥のサービスであり、アメリカの中学校を卒業する年齢が13歳であるというのが大きな理由だと思われます。(州によって異なる場合もあります)
日本だとちょうど小学校を卒業して中学一年生の時期に13歳になるので日本でも区切りの良い年齢ですよね。
Twitterに限った話ではありませんが、ネット上には危険な誘惑がたくさん存在します。
13歳になったからといって善悪の判断がしっかりできるとは言い難いですが、少なくとも13歳未満の利用に制限をかけることはトラブルの回避という意味でも個人的には賛成です。
Twitterの年齢制限の抜け道
ただ、Twitterの年齢制限は実際のところあってないようなものというのが実態です。
LINEのようにアカウント作成時に通信キャリアによる年齢確認が無いためです。
では、Twitterが何を持ってユーザーの年齢を判断しているかというとユーザーが任意に設定できる誕生日です。
ですから、13歳未満であっても13歳以上であるように生年月日を偽って登録したらアカウントがロックされることはありません。
また、アカウントなしで見るだけの方法も存在します。
ただ、注意したいのはアカウントの作成時に誕生日を設定しておらず、数年後に設定するようなケースです。
現在の年齢が13歳を超えていてもアカウント作成時の年齢が13歳未満になってしまう誕生日を設定した場合はアカウントがロックされてしまいます。
自分のアカウントのプロフィールページからアカウントを作成した年月が調べられるので、設定しようとしている誕生日と照らし合わせてアカウントがロックされないか事前に確認するようにしてください。
Twitterの年齢制限を解除する方法(iPhone版)
ここまで13歳未満はTwitterが利用できないとお伝えしてきましたが、2017年3月よりiPhone版のTwitterは17歳未満だと利用できなくなるアップデートが実施されました。
理由は「場合によっては過激なコンテンツを目にされる可能性がある」からとのこと。
ただ、こちらはあくまでiPhone側の年齢制限が変更されただけで、Twitterの利用規約の年齢制限が改定されたわけではないので、一時的にTwitterが使えなくなったとしても年齢制限を解除することができます。
まずは端末の設定を開いて「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」→「コンテンツ制限」の順に進んでください。
「コンテンツ制限」をタップした時にパスコードの入力を求められた場合は、親御さんにスクリーンタイムパスコードを入力してもらいましょう。
スクリーンタイムパスコードは、Twitterの年齢制限を解除するのに必要なだけでなく、App Storeからのアプリのダウンロードに制限をかけたり、アプリの課金を自由にできなくする為に用いられるパスコードです。
ですから、親御さんは口頭でパスコードは教えてくれないと思われますので、直接入力をお願いしましょう。
パスコードの入力後は「App」→「すべてのAppに許可」にチェックを入れれば年齢制限は解除され、Twitterを利用することができます。
年齢制限の区分をご覧いただくとお気付きになると思うのですが、4+ 9+ 12+ 17+ と分かれておりTwitterの利用規約が定める13歳未満がありません。
このことからTwitterがiPhone側に合わせる形で17歳以上の利用に変更したのだと思われます。
ただ、iPhoneの機能制限自体を最初からかけていない場合は17歳未満であっても通常通りTwitterを利用することができます。
Twitterの年齢制限が原因でロックされた場合
年齢制限が原因でアカウントをロックされてしまった場合はロック画面の「こちらのフォーム」から審査依頼を送る必要があります。
年齢確認として運転免許証やパスポート,健康保険証などの公的な書類の写真をアップロードする必要があるので、フォーム内の「あなたの状況に最もよくあてはまる項目を選択してください」は適切なものを選ぶようにしてください。
あとはTwitter側とやり取りを行うメールアドレスを入力して画像をアップロードして送信すれば審査依頼は完了です。
Twitter側の審査にかかる期間ですが、早くても数週間はかかると言われています。
ですからTwitterを早く利用したい場合は新しくアカウントを作成することをおすすめします。
追記
年齢制限による誤ったロックの解除がより簡単になりました。
登録しているメールアドレス宛にロック解除の詳細が届いているはずですので、そちらから手続きを行ってください。
年齢制限によってロックされたアカウントについてのアップデートになります:
来週以降、アカウントのロックを解除する詳細を対象者へご連絡がいきます。こちらの通知は段階的に通知しているため、ご案内まで数週間お待たせする可能性がありますが、もうしばらくお待ちください。 https://t.co/PbNlJM9isV
— Twitter Japan (@TwitterJP) May 7, 2019
おわりに
Twitterの年齢制限を解除する方法は以上です。
年齢制限を解除できても短時間に繰り返し生年月日を変更しているとロックされることがあるので、くれぐれもご注意ください。