Twitter(X)を利用していると「巻き込みリプに気を付けてください」や「巻き込みリプしてごめんなさい」といったツイートを見かけることがあります。
本記事では、この巻き込みリプの意味や巻き込みリプがなぜ起こるのか原因を解説しています。
巻き込みリプしないように防止する方法も紹介しているので参考にしてください。
Twitterの巻き込みリプとは?
巻き込みリプとは、本来、自分がリプライ(返信)を送ろうとしている相手以外のユーザーも返信先に含めてしまい、会話とは関係のないユーザーにリプを送ってしまうことを意味しています。
2017年にTwitterのリプライの仕様が変更され、140文字の文字数制限に「@ユーザー名」が含まれないようになってから巻き込みリプが多発するようになりました。
ここからは巻き込みリプがなぜ起こるのか具体例を用いて解説します。
以下の画像では、まず山田さんというユーザーが藤田さんの投稿に対してリプライを送っています。
そのリプを見かけたアプリ村さんが山田さん宛にリプを送っているのですが、返信先には@0220nicoleも含まれており、このリプは藤田さんを巻き込んだものになっています。
このまま山田さんとアプリ村さんの間でリプが続いた場合、その都度、会話に関係のない藤田さんにリプの通知が届いてしまうので、巻き込まれた側は迷惑をしてしまうというわけです。
上記の例以外にも自分がフォローしているユーザーがリツイートしたツイートの投稿者にリプライを送信しているつもりで、リツイートしたユーザーを巻き込んでしまうケースもあります。
画像を用いて説明すると山田さんのリツイートで藤田さんのツイートを見かけて、藤田さんにリプを送っているつもりが、@tarou2019yamadaも含まれているため、このリプは山田さんも巻き込む形になってしまいます。
巻き込んでしまった側と巻き込まれた側がフォロー・フォロワー同士で面識があるのであればまだ良いのですが、Twitter上では見ず知らずのユーザーとの間で巻き込みリプが起こりがちです。
Twitterで巻き込みリプしない防止(解除)方法
巻き込みリプをしないようにするには、リプライを送る際に「返信先」をタップし「会話に参加中の他のアカウント」のチェックを外すようにしてください。
そうすると返信先から他のアカウントの@ユーザー名が解除され、本来リプを送りたかった相手のみに送信することができます。
巻き込み先を外せない場合
巻き込みリプは「会話に参加中の他のアカウント」のチェックを外すことで回避することができますが、ごくまれにチェックを外せないことがあります。
こちらは一時的なバグや電波の調子が悪くTwitterとの接続状況が不安定になっていることが原因だと考えられます。
そのまま送信してしまうと巻き込みリプになってしまうので時間をあけてからリプを送るか、DMなどでやり取りするようにしてください。
Twitterで巻き込みリプをしてしまった場合
巻き込みリプをしてしまったことに相手から指摘される前に気付いた場合はそっとリプライを削除するようにしましょう。
リプライを削除しても巻き込んでしまった相手に通知は届いてしまいますが、通知を確認してリプライが消えていたら、相手は巻き込みに気付いたのだなと把握してくれるはずです。
もし、「巻き込みリプやめてください」と指摘されてしまった場合は開き直ったり、いい加減な謝罪をするのではなく「巻き込みに気付かず申し訳ないです」と誠意を持って謝罪するようにしてください。
Twitterで自分が巻き込まれた場合の対処法
ここまで巻き込みリプしなようにする方法やうっかり巻き込んでしまった時の対応について解説してきましたが、反対に自分が巻き込まれるケースもあるかと思います。
自分が巻き込まれてしまって相手に指摘しづらい方は、相手のリプライ右上の「∨」をタップして「この会話をミュート」を選択してください。
そうすると、このまま巻き込みリプが続いても相手からの通知が表示されなくなります。
おわりに
Twitterの巻き込みリプに関する解説は以上です。
「巻き込みリプ」でツイート検索を行うと巻き込みリプに嫌気が差している人、巻き込みリプをされて怒っている人など様々なツイートが目に付くので、Twitter側にはもっとユーザー目線な仕様に変更していただきたいですね。