本記事では、様々な角度からカカオトークの危険性について検証しています。
これからカカオトークをインストールしようとお考えの方はもちろん、現在カカオトークを利用されている方も参考にしてください。
カカオトークの危険性について検証
カカオトークの運営会社はどこ?
(出典:kakao.co.jp)
日本のカカオトークを運営しているのは、株式会社カカオジャパンです。
現在は資本提携を解消していますが、設立翌年にヤフー株式会社と提携していた過去があり、当時は大々的にCM展開も行っていました。
ちなみにカカオジャパンの親会社は韓国のKakao Corp.という会社です。
ですので、カカオトークは純日本製のアプリとは言えないのですが、同じメッセンジャーアプリのLINEも親会社は韓国企業のNAVERだったので、その点は同じになります。
※現在のLINEの親会社はAホールディングスとなっています
Kakao Corp.の2020年の売上実績は約4000億円で、韓国でも大企業と呼べる規模ですので、運営会社について心配する必要はないと言えます。
カカオトークのユーザー数
(出典:t1.kakaocdn.net)
2019年のデータになるのですが、カカオトークのアクティブユーザー数は韓国国内で月間4000万人超、全世界だと5000万人以上のユーザーが利用しています。
ユーザー数が多いということは、カカオトークに不審な挙動が見られる場合、その数だけユーザーからの指摘が相次ぐので、そういった意味では安心です。
当局に通信記録を提出する可能性
こちらは韓国国内の話で事件関係者限定だと思われるのですが、当局から求められた場合、カカオトークは通信記録を提出すると発表しています。
(参考:カカオトーク、韓国政府に屈してユーザーの通信記録を提出へ)
普通に利用している日本ユーザーにとっては、特に懸念する必要はありませんが、自身のトーク内容や通話内容も監視されているのではないかと嫌悪感をお持ちの方はいらっしゃいます。
アクセスを許可すると連絡先の情報を自動収集される
こちらはカカオトークに限った話ではなく、LINEやTwitter・インスタなど、あらゆるSNSに搭載されている機能です。
アカウントの登録時に、端末の連絡先へのアクセスを許可してしまった方は、以下の手順でオフにしてください。
iOS版をご利用の場合
まずは端末の設定を開いて「プライバシー」→「連絡先」の順に進みます。
そしてカカオトークへのアクセス許可をオフに切り替えてください。
これで端末の連絡先に登録されている電話番号やメールアドレスの自動収集を防げます。
Android版をご利用の場合
最初に端末の設定を開いて「アプリと通知」→「権限」の順に進みます。
続いて「連絡先」へ進み、カカオトークに対するアクセス権限をオフにしてください。
見知らぬ人とのやり取りに気を付ける
LINEが気軽にサブ垢を作れないため、カカオトークはLINEのサブ垢といった位置づけで利用されることが多く、リアルで面識のある人はLINE、ネット上の知り合いはカカオトークでやり取りするという人が少なくありません。
それぞれのアプリを使い分けること自体は、何ら問題ないのですが、ネット上の見知らぬ人とやり取りを行う場合は、個人情報を安易に教えたりするのは控えましょう。