Twitter(X)は2016年から、他人のいいねのタイムライン表示を導入しました。
自分のフォローしているユーザーがいいねをしたツイートが「○○さんがいいねしました」と自分のタイムラインに表示されるようになったのです。
リツイートが多いユーザーに対してはリツイートを表示しないという設定があるのですが、他人のいいねをタイムラインから非表示にするにはどうすればよいのでしょうか。
ここからは他人のいいねを一括で非表示にする方法や特定のユーザーのいいねを表示しない方法について詳しく紹介します。
Twitterでいいねを非表示にし「いいねしました」を表示しない方法
他人のいいねを非表示にする方法を5つ紹介していますが、最も簡単で確実なのは1番目に取り上げているフォロー中に切り替える方法になります。
フォロー中に切り替える
初期設定だと、おすすめが優先的に表示されるようになっており、他人のいいねが表示されてしまいます。
(参考:Twitterのタイムラインについて)
アプリから行う場合
対処法はタイムライン上部の「おすすめ」から「フォロー中」に切り替えてください。
これでタイムラインを時系列順に戻せるだけでなく「○○さんがいいねしました」を一括で非表示にできます。
PCから行う場合
PC版Twitterをご利用の場合は、ツイートの投稿画面上の「おすすめ」から「フォロー中」に切り替えてください。
「suggest_activity_tweet」をキーワードミュートに追加する
フォローしているユーザーのツイートをタイムラインに表示させない機能にミュートがありますが、特定のキーワード(単語)を含むツイートをタイムラインに表示させないようにするキーワードミュートに「suggest_activity_tweet」というコマンドを追加しましょう。
アプリから行う場合
解説に使用している画像はiPhone版のTwitterアプリですが、Android版もほぼ同じ手順で行えます。
まずは「設定とプライバシー」から「プライバシーとセキュリティ(安全)」へとお進みください。
続いて「ミュートとブロック」→「ミュートするキーワード」へ進みます。
次に「追加する」をタップして「suggest_activity_tweet」をコピーして貼り付けます。
ミュート対象はホームタイムライン・通知・すべてのアカウントとし、ミュート期間は再度オンにするまでにして保存を押してください。
これで「○○さんがいいねしました」を一括非表示できます。
PCから行う場合
PC版Twitterをお使いの場合は画面左側の「もっと見る」をクリックして「設定とプライバシー」へと進みます。
続いて「プライバシーと安全」→「ミュートとブロック」→「ミュートするキーワード」の順にお進みください。
そうすると画面右上の「+」からミュートするキーワードを追加できるようになるので、「suggest_activity_tweet」をコピーして貼り付けます。
ミュート対象がすべてのアカウントになっていなかったり、期間が再度オンにするまでになっていないと「suggest_activity_tweet」による、いいねの非表示が一時的なものになってしまうので注意しましょう。
いいねの表示を減らす
以前はキーワードミュートに「いいねしました」を追加することで、いいねのタイムライン表示を消すことができたのですが、現在この方法は無効になっているため代わりに「suggest_activity_tweet」というコマンドの入力が必要になりました。
このようにいいねの非表示はTwitter側に対策される場合もありますので、いいねの表示を減らす対策も取り入れましょう。
方法は「○○さんがいいねしました」と表示されたツイートの右上にある「…」をタップし「このツイートに興味がない」→「○○さんのいいねの表示を減らす」という手順になります。
これで特定のユーザーが付けたいいねを個別非表示できます。
自分がフォローしている人数にもよるのですが、いいねの表示を減らすを押し続けたことによって、タイムラインからめっきり他人のいいねが消えたという声もあるので地道に行ってみてください。
リスト機能を利用する
フォローしている人数があまりにも多いと大変なのですが、リストを作成してフォローしているユーザーを一人ひとり追加すれば、他人のいいねが表示されないタイムラインを作ることができます。
通常のタイムラインだと頻繁に流れる広告も表示されないのでとても快適です!
ただ、リストはリツイートを非表示にできないのでリツイートが多めのユーザーを追加するとタイムラインが目障りになってしまいます。
クライアントアプリを利用する
Twitterの公式アプリではなく「feather」や「TheWorld」「Janetter」などのクライアントアプリを利用すれば、フォロー中のユーザーがいいねしたツイートがタイムラインに流れることはありません。
アプリではなく、ブラウザ版Twitterをお使いの方は「TweetDeck」からご覧いただくと、他人のいいねしたツイートを見ないで済むようになります。
自分の「いいねしました」をフォロワーのTLから非表示にする方法はある?
ここまでフォローしているユーザーがいいねしたツイートを自分のタイムラインに表示させない方法について解説してまいりましたが、逆に考えると自分のいいねしたツイートがフォロワーのタイムラインに表示されているというわけです。
ツイートを見て共感したり、面白いと感じたり、読んだよといった意味合いで気軽に付けていたいいねが、フォロワーのタイムラインに表示されていると思うとなんだかいいねしにくいですよね…
ですが、現時点では自分がいいねしたツイートをフォロワーのタイムラインに表示させないようにする設定はありません。
その代り、後から振り返って見直す用のツイートとしていいねを付けていた場合はいいねではなくブックマーク機能を利用するようにしましょう。
ブックマークに追加したツイートはフォロワーのタイムラインに表示されませんし、ツイートを投稿した本人にも通知などで知られる心配はありません。
Twitterで「いいねしました」が表示される基準
最後に「○○さんがいいねしました」に表示されるツイートの基準について管理人の見解を述べたいと思います。
2016年にいいねのタイムライン表示がスタートした直後から多くのユーザーよりリツイートのように非表示設定を取り入れてほしいという要望が寄せられました。
しかし、Twitter側はその要望をなかなか取り入れませんでした。
これはおそらくですが、なんだかんだ不評がありながらも、いいねをタイムライン表示させることで新規のフォローや交流に繋がる良好な結果が出ているものと思われます。
リツイートは悪意のある拡散や空リプとセットで行われることもしばしばありますが、いいねは好意的でないツイートに対してはそこまで行われない傾向にあります。
ですから、フォローしているユーザーが好意的に感じていいねしたツイートの中から独自の基準(アルゴリズム)でタイムラインに表示させているのだと思われます。
管理人の推測ですが、表示基準には以下のような傾向が見られました。
•フォローしているユーザー複数人がいいねしたツイート
•いいねされたツイートの中でもいいね数やリツイート数が多いツイート
•おすすめユーザーに表示されたことがあるユーザーのツイートに付いたいいね
•過去にフォローしていたユーザーのツイートに付いたいいね
•フォロワーのツイートに付いたいいね
まとめ
Twitterで他人のいいねを非表示にする方法は以上です。
今回ご紹介した方法が、Twitter側に対策されてしまった場合は、また新たな方法を調査して追記いたします。