インスタグラムのログインアクティビティに違う場所(オンライン中含む)が表示される理由や知らない場所でおかしい時の対処法を紹介します。
ログインアクティビティという用語を初めて見聞きした方のために、見方も解説しているので参考にしてください。
インスタのログインアクティビティとは?
インスタのログインアクティビティとは、インスタにログインした場所やログインした時間・ログインした端末の履歴を確認できる機能です。
インスタは不審なログインを確認するとメールでお知らせしてくれることがあるのですが、ログインアクティビティを定期的に確認することで、不正にログインされていないか自主的に調べられます。
インスタのログインアクティビティの見方
インスタのログインアクティビティを見るには、まず画面右下のプロフィールタブをタップして三本線マークの「メニュー」→「設定とプライバシー」の順に進んでください。
続いて「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「ログインの場所」の順に進みましょう。
次に自分のアカウントをタップしていただくと、インスタにログインした日時や場所、ログインした端末が表示されます。
インスタのログインアクティビティに違う場所が表示される理由
ここからはインスタのログインアクティビティに違う場所が表示される理由をご紹介いたします。
誤差
ログインアクティビティに表示されている場所が、隣の市町村やひと駅分程度の違いであれば誤差の範疇と考えられます。
IPアドレスのホストの場所が表示されている
お住まいの住所やオンライン中の場所と全く違う都道府県が表示されている場合は、IPアドレスのホストの場所が表示されている可能性が高いです。
契約しているWi-Fiや回線事業者によって、表示される場所が異なるので、後述の方法で不正ログインかそうでないかを判断してください。
フォロワー管理アプリのサーバーの位置が表示されている
インスタには様々な外部アプリが存在しますが、中でも誰にフォローを外されたのかや誰と相互フォローになっているのかを調べられるフォロワー管理アプリは非常に人気なアプリです。
ですが、フォロワー管理アプリの多くは海外の会社がリリースしており、フォロワー管理アプリを利用していると、ログインアクティビティに海外の住所が表示されることがあります。
乗っ取り・不正ログインされている
第三者に不正ログインされていると、当然ながらログインアクティビティに違う場所が表示されます。
インスタのログインに必要なユーザーネームは、インスタ内で誰でも確認することができるので、あとはパスワードさえ分かればログインできてしまいます。
パスワードに誕生日を使っていたり、プロフィールに書いている言葉を使っていると、パスワードを推測されて不正ログインされる可能性が高まります。
インスタのバグ
これまでログインアクティビティに限定されたバグが発生したことはないのですが、インスタが開かなかったり、ログインできない大規模な不具合が発生した直後はログインアクティビティにもバグが発生している可能性は十分に考えられます。
インスタのログインアクティビティに違う場所が表示された時の対処法
ここからはインスタのログインアクティビティに違う場所が表示された時の対処法をご紹介いたします。
IPアドレスから住所検索する
上述の通り、ログインアクティビティにはIPアドレスのホストの場所が表示されることがあるので、IPアドレスから住所検索できるサイトにアクセスしてログインアクティビティに表示されている住所と比較してみてください。
この時、どちらの住所も同じであれば、ログインアクティビティに表示されている場所が違っていても問題ありません。
ログイン日時を調べる
テスト期間や仕事の多忙などで、しばらくインスタを利用していなかったにも関わらず、その期間にログインの痕跡が残っていたり、明らかに就寝していた時間帯にログインされている場合は不正ログインの可能性があります。
ログイン端末から調べる
ログインされた端末に所有や使用していない端末が表示されている場合は、不正ログインの疑いがあります。
ただ、まれに誤ったデバイス名が表示されることがあるのですが、ログインされた場所にお住まいの住所が表示されているようであれば問題ありません。
パスワードを変更する
IPアドレスから住所検索した結果やログイン日時・ログイン端末などを調べた結果、不正ログインされている可能性が高いようでしたら、以下の記事を参考にしてパスワードを変更してください。
二段階認証を設定する
パスワードの変更はあくまで一時的な対処法で根本的な対策にはなりません。
パスワードの変更に加えて二段階認証を設定することで、不正ログインを防止し、ひいてはログインアクティビティに違う場所が表示されるを防げます。
フォロワー管理アプリからログアウトする
フォロワー管理アプリを利用していて、インスタのログインアクティビティに海外の住所が表示されていてもアカウントが乗っ取らているわけではありません。
野良アプリを利用している場合は乗っ取りの心配がありますが、App StoreやPlayストアは厳しい審査を設けているので、余程のことがない限り大丈夫です。
ただし、フォロワー管理アプリを利用していてログインアクティビティに違う場所が表示されていると、一時的にロックされることがあります。
ですので、ロックされるのを避けたい方や海外の住所が表示されるのは気味が悪いという方はフォロワー管理アプリからログアウトするようにしてください。
尚、インスタのパスワードを変更するとフォロワー管理アプリから自動的にログアウトできます。
外部アプリとの連携を解除する
外部アプリの種類によっては、パスワードを変更してもインスタと連携されたままのアプリも存在します。
以下の記事を参考にして、連携中のアプリを確認・解除するようにしてください。
インスタのログインアクティビティに関する、よくある質問
ここからはインスタのログインアクティビティに関する、よくある質問に回答いたします。
位置情報をオフにするとどうなる?
端末の設定から位置情報をオフにしてもログインアクティビティのログインした場所は表示されます。
理由は上述の通り、ログインアクティビティにはIPアドレスの場所が表示されるためです。
ですので、位置情報をオフにしてもログインする度にログインした場所は表示されるのですが、投稿に位置情報を追加しない方は位置情報をオフにしておくことをおすすめします。
iPhoneの場合
まずは端末の設定を開いて「プライバシー」→「位置情報サービス」の順に進んでください。
そしてアプリ一覧の中から「Instagram」へ進み「許可しない」に変更しましょう。
Androidの場合
まずは端末の設定を開いて「アプリと通知」→「権限」の順に進んでください。
続いて「現在地」へ進み、Instagramへの権限をオフにしましょう。
ログアウトするとどうなる?
「ログアウトするデバイスを選択」をタップして、デバイスを選択して「ログアウト」するとログインアクティビティを消すことができます。
なお、オンライン中のログインアクティビティ(セッション情報)をログアウトすると、アプリからログアウトされてしまいます。
おわりに
インスタのログインアクティビティに関する解説は以上です。
ログインアクティビティに似た機能として、インスタには相手のオンライン状況を知れる、相手側からするとこちらのオンライン状況を知れる機能が存在します。
自分がいつインスタを開いていたのかフォロワーに知られたくない方は以下の記事を参照ください。